【住まらぼ】「南向き」なのに真っ暗!?部屋探しで騙されないための注意点と内見のコツ

「お部屋探しのコツ」

「南向きの部屋を選んだのに、いざ住んでみたら昼間でも暗い…!」

お部屋探しで不動の1番人気を誇る「南向き」。日当たりが良くて暖かそうというイメージから、家賃が高めでも南向きを優先して選ぶ方は多いです。しかし、実は**「南向きだから絶対に明るい」とは限りません。**目の前の建物やバルコニーの構造によって、昼間でも照明をつけないと真っ暗なお部屋が存在します。今回は現役不動産営業マンの目線から、南向き物件に潜む罠と失敗しない見極め方を解説します!

「南向き」と書かれていても、実際には光が入らないお部屋には明確な理由があります。

目の前に高層ビル・マンションが立っている(建物かぶり): 窓のすぐ目の前(数メートル先)に隣の建物があると、太陽光が完全に遮られます。
低層階(1階〜3階程度)である: 密集した住宅街や都心部では、南向きであっても周辺の建物や高架の影になり、光が届かないケースが多発します。
南側に空き地・駐車場がある(将来のリスク): 入居時は明るくても、数ヶ月後に高いマンションが建設されて日陰になってしまうパターンです。

2. 建物かぶり以外にもある!日当たりを阻害する意外な盲点

建物以外にも、構造上の理由で室内まで光が入らないケースがあります。

バルコニーの庇(ひさし)や軒が深すぎる: 直射日光を遮る構造になっていると、太陽高度が高い夏場は特に部屋の奥まで光が届きません。
バルコニーの手すりがコンクリート壁になっている: 柵(格子状)ではなく厚いコンクリート手すりの場合、足元や床面に光が届かず、室内が薄暗く感じられます。
窓ガラスがすりガラス・網入りガラス+大きな庇: 防犯や防火目的の窓ガラスによって採光性能が少し落ちることがあります。

3. 内見時に必ず確認すべき!日当たり見極めチェックリスト

内見に行った際は、部屋の電気を一度消して確認しましょう!

1. 照明を消した状態の「室内全体の明るさ」を確認する: 電気をつけていると明るく見えて騙されやすいです。
2. 窓から隣の建物までの距離(離隔距離)を測る: 少なくとも道路1本分や数メートル以上のスペースが開いているか確認します。
3. スマートフォンのコンパス(方位磁石)アプリで実際の方角を見る: 図面の「南向き」が微妙に南東や南西に傾いていないか確かめましょう。

4. 実はおすすめ!「南向き以外」でも明るい狙い目の方角

南向きだけに拘りすぎると、家賃が高くなったり選択肢が狭まったりします。

「東向き」: 朝日が入るため、朝すっきり起きたい社会人や学生に最適。午前中が明るく、南向きより家賃が抑えめ。
「西向き」: 夕方まで光が入るため、夜型生活の人や洗濯物を午後から干したい人にぴったり。
「東南向き・角部屋」: 2面採光であれば、南向き単体よりも風通しが良く室内が開放的で明るくなります!

💡 賃貸営業マンとして伝えたいこと

図面上の「南向き」という文字だけで判断するのはとても危険です。

「南向きだけど日当たりゼロで高家賃」なお部屋を選ぶくらいなら、**「東向き・西向きで前面が開けていて明るいリーズナブルなお部屋」**を選ぶ方が、満足度ははるかに高くなります。

条件の言葉だけに囚われず、実際の見え方・周辺環境を重視してお部屋を選んでいきましょう!

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👨‍💼 上野 幸喜(うえの こうき)/ 住まらぼ研究員

賃貸営業歴10年。大阪エリアを中心に単身社会人・同棲カップル・学生様のお部屋探しを担当。「後悔のない部屋探し」をモットーにリアルな現場情報をお届けしています。

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