「綺麗なお部屋だけど、住んでから後悔したくない…」「内見ってどこを見ればいいの?」
お部屋探しで最も重要なステップである「内見」。しかし、なんとなく部屋の雰囲気や日当たりだけを見て終わってしまうと、引っ越し当日に「手持ちの家具が入らない」「スマホの電波が入らない」「夜になると周りがうるさい」といったトラブルに直面してしまいます。今回は現役不動産営業マンの目線から、**費用をかけずに(ほぼ無料で)今すぐ実践できる、内見で絶対に外さない7つのチェック視点**を徹底解説します!
1. 【視点①】コンセントの「位置と数」&「スマホの電波状況」
居室に入ったら、まずは「ベッドやテレビ、デスクを置く予定の場所」にコンセントがあるか確認しましょう。
コンセントの位置が悪いと、部屋中に延長コードを這わせる羽目になり見た目も悪くなります。また、**「室内や奥まった洋室でスマホの電波(4G/5G)がしっかり届くか」**をその場でスマホを操作してチェックしておくことも重要です。
2. 【視点②】搬入導線(エレベーター・階段・ドア)の幅と高さ
お部屋の中だけでなく、玄関までの「搬入ルート」を測ることが事故を防ぐ最大のポイントです。
せっかくお部屋が広くても、エレベーターに入らない、階段の曲がり角を曲がりきれない、玄関ドアを通らないという理由で家具・家電を持ち込めないケースがあります。手持ちの大型家具(ベッドやソファ)のサイズを持参したメジャーで比較しましょう。
3. 【視点③】防水パンのサイズ・蛇口の高さ・冷蔵庫置き場の奥行き
現場で特に多いトラブルが「洗濯機が置けない」「冷蔵庫のドアが開かない」という問題です。
洗濯機置き場は、防水パンの内寸(横幅・奥行き)だけでなく**「水栓(蛇口)までの高さ」**も必ず測ってください。背の高いドラム式洗濯機の場合、蛇口に引っかかって設置できないことがあります。
4. 【視点④】壁の厚み確認(軽く叩いて空洞音や振動をチェック)
隣の部屋との境目にある壁を軽く叩いてみましょう。
コンコンと軽い空洞音がする場合は石膏ボード貼りの可能性が高く、生活音や話し声が響きやすい傾向にあります。ズシッと詰まった重い音がする場合は防音性の高いコンクリート壁であることが多いです。
5. 【視点⑤】水回りの「ニオイ(下水臭)」とシャワーの水圧
キッチンや洗面所、浴室の排水口から嫌なニオイ(下水臭)が上がってきていないか確認します。
空室期間が長くて封水(排水トラップの水)が切れているだけの場合もありますが、排水管自体の清掃不備の可能性もあります。また、営業マンに許可を取って実際に蛇口をひねり、水の出具合や水圧をチェックしておくと安心です。
6. 【視点⑥】ゴミ集積場・ポスト・自転車置き場など共用部の管理状態
「共用部のきれいさ=住人のマナーレベル」です。
ゴミ捨て場にルール無視の不燃ゴミが放置されていないか、郵便ポストの周りにチラシが散乱していないか、自転車置き場が整然と並んでいるかをチェックしてください。共用部が荒れている物件は、住人トラブルが発生しやすい傾向にあります。
7. 【視点⑦】昼と夜の「周辺環境の違い」と駅から物件までの「夜道の明るさ」
内見が昼間の場合でも、最寄り駅から物件までのルートをイメージしましょう。
「夜間になると街灯が少なくて暗くならないか」「周辺に居酒屋や街頭騒音の原因になる店舗がないか」を確認しておくことで、女性やお一人暮らしの方でも安心してお引っ越しできます。
内見は「部屋の見た目の綺麗さ」を確かめるだけの場所ではありません。
**「手持ちの家具が置けるか」「毎日快適に生活できるか」という暮らしのシミュレーションをする場所**です。
メジャー(5m以上の巻尺)とスマホのメモ機能を準備して、今回ご紹介した7つの視点を意識しながら内見に臨んでみてくださいね!
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👨💼 上野 幸喜(うえの こうき)/ 住まらぼ研究員
賃貸営業歴10年。大阪エリアを中心に単身社会人・同棲カップル・学生様のお部屋探しを担当。「後悔のない部屋探し」をモットーにリアルな現場情報をお届けしています。


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